コンサルティング

生産管理

生産形態に合わせた生産管理全般のご支援を行います。

• 受注生産方式
  受注生産方式では日程計画と進捗管理が重要なポイントとなります。これらの改善PDCAを回してゆくことでリードタイムが短縮して出荷量が増え売上が増大します。加えて、納期遵守率も向上します。さらに、手待ち削減により残業代や外注加工費が削減できるケースもあります。
• 見込み生産方式
  見込み生産方式では在庫管理、購買管理、現品管理が重要なポイントとなります。これらのコントロールにより在庫切れによる機会損失や納期遅れを無くす一方で、在庫のムダと在庫を探すムダを無くしてゆきます。

品質管理

品質に影響を与える4M（作業者、機械、材料、方法）について、不具合の原因を調査・分析し、改善のPDCAを回してゆく手法をお教え致します。

この中でヒューマンエラー、ポカミスに対しては、量産品ならばメカや治具による対策を行い、多品種少量の場合は作業手順やマニュアルの見直しを行います。ここで不良品の内容を分析し、打込んだ対策の成果を見える化することが改善を後押しします。

これはキントーンなどのクラウド型データベースを活用することで、お金と時間をかけずに簡単に行えます。

現場改善

作業方法や作業手順の見直しにより、作業時間の短縮や品質の改善を行ってゆきます。

5Sや3定の徹底は、作業時間の短縮と安全性の向上に繋がります。作業レイアウトの見直しによる運搬時間の短縮や、工程上の作業者の配置の見直しを行う場合があります。

設備管理ではキントーンなどのクラウド型データベースを用いて停止時間を原因別に分析し、対策に繋げます。

原価管理

製品別の原価（個別原価）を算出する手法をお教え致します。

製品別原価と販売価格を比較することで製品毎の損益を認識し、コストダウンや値上げ（価格転嫁）へのポイントが把握できるようになります。

材料費と外注加工費は製品別に分けて加算します。労務費や設備費は、それぞれのチャージ（単価）に製品別作業時間や設備使用時間を掛けて算出します。これらの時間情報は、標準時間、作業日報、現場測定などの情報から決定します。製造間接費や販管費は適切なルールを決めて按分して加算します。

経営総合診断、工場診断

経営幹部様が認識している課題以外にも多くの課題が潜在していることがあります。さらにその課題の裏にある真因を調査することも必要です。

経営幹部様や現場リーダーなどへのインタビュー、決算書をはじめとする各種書類の調査、そして現場調査などにより総合的な調査・診断を行います。

この結果から課題を纏めて解決策を考案し、優先順位と５W１Hを決めてアクションプランを作成します。このアクションプランに沿って解決策の実行支援を行ってゆきます。

組織作り

改善活動は、従業員のやる気がないとなかなか進みません。

従業員の士気を向上させる手法をお教えします。具体的にはキントーンなどのクラウド型データベースを用いて、改善課題への取組み（5W1H）と目標達成への進捗状況を見える化します。また、この取組み体制（5W1H）は適切な組織設計に照らして決めてゆく必要があります。

さらに、成果に対する公平な評価を行うための人事制度、目標管理制度も必要となります。これらの組織戦略により改善活動のPDCAが自律的に回るようになります。